松山市東部、松山久松家初代藩主・定行の隠居所として作られた東野御茶屋。今は、ひっそりたたずむ池とこんもり茂る森によってかつての壮大さがしのばれるだけですが、その麓に昭和の雰囲気を漂わせる平屋建ての民家があります。二階建ての建物に囲まれた低い屋根の周りには多くの小鳥たちが飛び交い、時には家の中まで入ってきます。そんな小鳥たちの祝福に迎えられ、私たちの理想の塾・親学舎が誕生しました。

突然の訪問者
親学舎は兄弟二人で始めた塾です。兄は高校教師として、弟は塾教師として、「学ぶ」ということの意味を問い続けてきました。「学ぶ」ことの楽しさを教えたいと願ってきました。そして、様々な現実の中で実現することの難しい、そんな願いを実現する場として、この親学舎は生まれたのです。
親学舎には、塾としての実績はまだありません。入学試験の成果だけを追い求める気もありません。もちろん、ととのった設備もありません。ただ、数学に精通している兄と語学と思想を追究してきた弟という組み合わせは、他に誇りうるものだと自負しています。
そんな私たちが伝えたいのは、「考える楽しさ」と「表現する喜び」です。小学生から大学生まで、毎日の生活の大部分を占める勉強の時間が、単に「つとめはげむこと(勉強)」に費やされては息が詰まります。嫌だけどしなくちゃいけない「勉強」ではなく、知らないものを知ろうと勉め、新しい知識によって変わる自分を楽しむ、「勉楽」にこそいそしんで欲しいと、私たちは願っているのです。
平成23年4月4日に最初の授業を始めた親学舎は、平成23年7月、本格的に始動します。よろしくお願いします。